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【 弦の戯れ 】
2014 年、インド- ジャイプールのアンベール城を訪ねた。
王の間に通じる静謐な回廊沿いの壁が「時の層を感じさせる空間域」であった。壁のー角に方形に窪ませた
凹部(nich- ニッチ)を見る。このニッチをまたいで弦線を壁面に張り、爪弾いたなら、そこで、どのような音が発するだろうか?
そのイメージを図リ作品化してみた。<作品の『弦』は『補助線』である>